ようやく秋っぽく音楽を

先週あたりから映画のボヘミアン・ラプソディやクイーンのライブを
帰宅してから缶チューハイ飲みながら聞いている。
さらにBSで松田聖子のライブ、小田和正のライブを録画。
ほとんどが70年代から90年代初頭、ほぼほぼ昭和の音楽である。
もういい歳のおっさんになったので無理して若い人の音楽を取り込もうとはしなくなった。
さて、松田聖子40thライブ。
シングル曲を中心にベスト盤的な構成にしている。
とは言っても第一期全盛期は早めに神田と結婚引退したので
期間としては短かったが、ヒット曲は集中している時期。
なんと言ってもあの頃の人気アーティストに曲を書いてもらっていたから
今聞いても良い曲が多いのが松田聖子の特権である。
お年を召してもルックスは素晴らしいのだけど、声のほうがちょいと苦しそう。
独特の伸びやかさが随分少なくなってしまった印象。
それでも松田聖子の歌声を聞けることに感謝しなければならない。
小田和正ライブ
これまた客席を映すと随分平均年齢が高い。
彼の場合、CM曲などで度々耳にすることが多いのでどちらかといえばずっと現役。
80年前後のオフコース全盛期、90年前後のソロ活動全盛期の名曲を次々に。
CMでかかったようなバラードでは涙を流すオバハン多数。
ずっと現役でいられる小田和正の才能にひたすら感動するしかないのである。
オフコースの時代から音に対してのこだわりが強く、
大きな会場にも関わらず音質もかなり良かった。
以前ここで書いた話だが
1990年代後半のある日、嫁さんと横浜へドライブに行ったとき
ランドマークタワーあたりのレストランでランチしていた数m向こうの席に
小田和正とスタッフが食事しているのに遭遇。
それまでのオフコースからのレコード、CD、ビデオの投資額はすごいと
恩着せがましくサインをいただこうかと思ったが、メモ用紙さえ持っていなかったので接触をあきらめてコソコソ見るだけにした。(笑)