ホームレス拒否

東京都台東区が避難所を訪れたホームレスの男性2人に対し受け入れを拒否したことが
ネット上での〝賛否〟を含めて波紋を呼んでいる。
というツッコミどころ満載のニュース。
ネットニュースでは昼の番組で、芸人コメンテーターが
「拒否した気持がよく分かる」と賛同したらネットが荒れたとか。
人道的にいかがなものか、と正義を振りかざすネットの住人や有名人や議員もいる。
ぜひとも自宅を開放して、ホームレスに人道的支援をしてほしい。
まさかとは思うがそんな気持ちもないのに批判だけしているとすれば…。
まあ、ネットの住人の多くは匿名をいいことに批判だけするというのが通例。
それに踊らされている行政も多い。
ここは一つ、あんな臭い人を避難所に入れたら…と正直に言ってみてはどうか。
ホームレスではないが、たまに電車の中や職場で
とんでもない部屋干しカビ臭を発散している人に会う。
ハウスダストのアレルギーがあるし、匂いに敏感な私には短時間でも耐えられない。
短時間でいなくなったとしても、その残り香が苦痛になる。
アレルギーや喘息の小さな子どもはもっと苦痛に違いない。
他人の批判ばかりの引きこもりのネットの住人の多くは
外に出る機会が少ないゆえ、洗濯物は部屋干しでカビ臭い人がいるだろう。
残念ながらそういう匂いは本人にはわからない。嗅覚は麻痺しやすい。
汚れは目に見えるが不潔は目に見えないのである。
さらに
職場にいる風邪気味だという同僚、咳をするときはタオルを口に当てろ。
自分で風邪だと認識しているのだから、マスクもタオルも当てないで咳をするというのは
不潔を通り越して感染のテロリストである。
避難所に来て雨風しのいで非常食にありつこうとするホームレスと同じくらいたちが悪い。