辺野古の海

米軍や県民の民意など政治的な話は他に譲る。
辺野古の海に埋め立てのための土砂を投入しているとのこと。
20世紀後半から世界的に自然保護について語られるようになり
保護のために多くのお金が必要になってきた。
一度失われた自然はもとに戻すのに100年単位の時間がかかるかもとには戻らない。
特に環境変化に一番敏感な珊瑚の海が注目されることに。
日本列島は中緯度の島国だが、珊瑚の海は鹿児島沖から沖縄に限られる。
その珊瑚の海でも環境変化で白化現象やオニヒトデ被害など
さらなる環境保護が求められている。
なんていう教科書に書いてあるような前置きしての
今回の埋め立て工事なのである。
自然保護よりも外交と政治なんだな。
これが日本の優先順位ということになった。
地球環境のために焼畑農業をやめさせよう、と動いた時期もあった。
ところが舌の根の乾かぬうちに外交問題のためなら珊瑚を埋めちゃえということだ。
日本は戦後に戦争とはなんと愚かで無情な行為だったと反省して
平和憲法平和教育で愚かな行為を二度としないようにしている。
辺野古の滑走路ができてから何年か経ったあとに
きっと先人はなんて愚かなことをしたのか、と思われるに違いない。