人間の活動で脊椎動物個体数44年間に6割減

世界自然保護基金WWF)は、1970年から2014年までに、
人間の活動によって魚類、鳥類、両生類、爬虫類、哺乳類などの
脊椎動物の個体数が60%減少したことを明らかにした。
人間のとどまるところを知らない消費行動が地球上の野生生物を大量に殺し、
絶滅の淵に追いやっている。
というニュース。
この話も今から50年ぐらい前に星新一ショートショートにしていた。
宇宙人が人間に希望を聞いたらすべての生き物が平和に暮らせるように言ったそうだが
人間以外のすべての生き物にも希望をきいていた。
すると人間以外の生き物は「人間を消してくれ」と言ったとか。
人間は自分たちの都合で自然を勝手に定義している。
あれだけ好き放題に魚をとって食べているのに、鳥獣保護法とやら、
ちょいとカラスをいじめただけで捕まってしまう。
牛や豚はどれだけ殺してもどうってこと無いのに、クジラやイルカは
ちょいといじめるだけで世界中からバッシングである。
中国人が犬を食べれば野蛮だと言う。
もう一つ
温暖化が問題になっているが、日本は二酸化炭素にたいして興味がなくなった。
その最たるものが先日の北海道地震、というネットで記事を見た。
一部地域では地震の揺れで土砂崩れや液状化の被害が出たが
それ以上の被害はほとんどなかった。
ところが、全道ブラックアウトという前代未聞の事件が。
原発を止めても問題無しと火力発電を全開で運用していたことが原因だとか。
原発は危ないというまるで幽霊を恐れるような言い伝えで
今回のような大きな被害に発展したわけだ。
自分たちに都合のいい論理だけで周囲の国や自然を見ないで
未来も考えずに突き進もうとする行為は愚かである。