刑務所から脱走した囚人が5日経っても捕まらないというニュース。
ポイントは模範囚だったという。
窃盗などしているが、まだ誰も傷つけていない。
滋賀で19歳の警官が同僚警官を撃ち殺すというニュース。
ニュースを見た限りでは、犯人は明るい性格、野球部。
規律を重んじる警察官だから、野球部や柔道部など厳しいスポーツの
経験者を採用する傾向がある。
犯人は見事にはまったということだ。
私のように問題児、こうして誰にでも毒舌、嫌われる、
という人間は実は表裏がない。
これ以上悪くはならないのである。
逆にいい人、ちゃんとした人、で生きてきたら
就職や転職、引っ越し、転勤などではさぞ辛かろう。
また、新たにいい人でいなければならない。
なぜいい人が犯罪を犯すのか。
それは20代までの若い人たちに共通して言えること。
怒られたことがないのである。
いい子ということで親も特に怒らない。
今は学校の先生も腰が引けていて、注意説諭することはあっても怒らない。
今となっては野球部でも「バカヤロー」と怒鳴られることも
居残りうさぎ跳びもない。
つまり悪ガキは別にして、警察に採用されるような人たちは怒られたことがないのだ。
新しい仕事、新しい職場、新しい人間関係、
いい人は精一杯いい人を演じなければならないのに
教育係に「バカヤロー」と言われた瞬間に裏の顔が出てしまうのである。
二昔前、職場で一回り以上若い後輩、私を先輩と慕ってくれていた。
飲み会の会計が合わないと注意したのがきっかけ。
突如、私を避ける、口を利かなくなった。
誰にでもにこやかないい人なんだけど、そういう性格だったのか、と思った。
私が思うに、いい人ちゃんとした人というのは自分を演じているのだな。
それを横から上から「そんなんじゃダメだ、バカヤロー」などと否定されると
本性が出てしまう、ということなのかな。
私はアウトローで生きているので、いい人できる人にはできるだけ近づかない。
どうせ水と油だし。お互いストレス溜まるし。
個人的に思うには、若者はちょっとはとんがっている方がいい。
土俵に小学生の女の子も上げちゃダメだ、などと言われれば
「なんでなんですか、小学生にもわかるように説明して下さい」
と詰め寄るぐらいのつっぱりが欲しいよね。
私が20代の頃、平気で上司に突っかかって、あとで長々と説諭指導された思い出がある。
その時の上司先輩はいまだに世話になってお付き合いしている。
怒られた先輩を殺してやろうとは思わなかったよなあ。
若いいい人なんて昭和の時代は少なかったしいたとしても記憶に残らないね。
いい人になるのは40過ぎてからでいいんじゃないのかな。
ただし、おんなにはもてないけど。(笑)