ニュースでは各地が記録的な猛暑になっているが
電力供給にはゆとりがあるという。
一つには省エネ技術が広がっているという理由があるそうだが。
以前にここで書いたように宇宙から地球を見ると日本の都市部は異常に明るいという。
この明るさの99パーセント以上は電力である。
原発がこんな状態なんでほとんどの電力を燃料を燃やしてまかなっているわけで。
炎で温めた猛暑を炎で作った電気で冷やすということをやっている。
200年後の人たちが教科書でこの現状を読んで「愚かだ」と言うのだろうね。
もう一つ
私は来週の平日も全て出勤なんで関係ないが
多くの人は今日から9日間盆休みだそうである。
(それほど多くないのかな)
私の子供の頃を思い出すと、我が家はお盆だからと出かけた記憶がほとんどない。
出かけないというのではない。
両親はきっちり仕事をしていた。
私は夏休みに入ると、長野の祖父母の家に疎開。
最低でも2週間は長野にいた。
伯父伯母は私を我が子のように可愛がり、「宿題やれ」と叱咤してくれた。
遊び場は近所のお城の公園や千曲川。
学年が上がると年上のイトコと楽器をいじったりラジカセなどの機械をいじっていたっけ。
おばさんはほうとう鍋を作ってくれた。
かぼちゃやしいたけを残すと怒られたものだ。
そして8月15日が近づくと仏壇の前に祭壇ができてちょうちんみたいなやつや
お供え物を並べるように言われた。
私の親は伯父伯母に「いつも面倒見てくれてありがとう」とお礼をわたしていたようだが
生活費以外にあまりお金がかかっていなかった。
子供の飲み食いなどたかが知れていたからね。
そう考えると、盆暮れ連休のあの民族大移動はいかがなものか。
祖父母に会って海山で遊んだという子供もあるだろうが
かなりの割合で遊園地や○○牧場やキャンプ場という消費中心のレジャー。
カネがかかって混んでいて疲れることを好む傾向があるね。
経済のためにはいいのだろうけど。
もう一つ
私はこの時期に読書(漫画も含む)。何かを全巻読む。
美味しんぼやこち亀などは全巻は無理だが、巨人の星やあしたのジョーなど好物。
手塚治虫の火の鳥、アドルフに告ぐ、陽だまりの詩もいいし
山崎豊子の沈まぬ太陽や不毛地帯や二つの祖国もよい。
10年位前は紺碧の艦隊を最初は原作で、翌年は漫画で読んだことも。
今年読み始めたが沈黙の艦隊。
自衛隊マニアなのにまだ読んでなかったのかと知人に言われて読むことにした。
今日は少し涼しくなって寝っ転がって読書には良いね。