次男の孤独死

大物歌手の次男が孤独死していたというニュース。
父上に感想を聞くことを仕事だと思っているバカマスコミ。
その悲痛な表情を喜んでみているバカ視聴者とセットだから仕方がないことか。
ニュースを見た限りでは若い頃は父親の七光りで芸能界デビュー。
ぱっとしないと、父親の会社でお仕事をしていたと言う。
ちゃんとお仕事をしていたというのなら、それはそれでいいのだけど
死んでから1週間過ぎていたとの話。
普通の会社員なら1日無断欠勤でもエライ騒ぎだが
次男は1週間知らん顔できる会社員だったということだ。
ここからは想像だが、完全に父親にぶら下がっている生活、人生。
その果が腐乱死体ということになるのだろうか。
大物歌手は多くの弟子を大物歌手にしている。
指導力、統率力は抜群だと思われるが、子育てとなると今ひとつのようだ。
道を外したわけではないが、子供に良い人生を与えられなかった。
良い人生とは裕福とかというお金の問題ではない。(それもあるが)
誰にも迷惑をかけず、たいして苦しまずに死んだことは評価できる。
腐乱死体をかわいそうだと思われるフシがあるがそれは違う。
誰にも迷惑をかけず、誰の世話にもならずに勝手にあの世に行くというのは
これからの時代、理想なのである。
長生きが幸せとは限らないのである。
高瀬舟の世界観だな。