高校生に人気の

高校生といっても色々いる。
まあ、街で見かけるどちらかと言えばちょっとお馬鹿な感じが一般的かな。
マスコミではこぞって「高校生に人気」というものを取り上げる。
別に高校生とおっさんやオバハンは違うじゃん、などと高をくくってはいけない。
高校生というのは、街で見かける実体ではない。
高校生でも人気、つまりお金がそんなに無くて脳みそがそんなになくても、
という意味が隠されている気がしている。
一番お安い0円ネタでは
「チョベリバ」などの略語かな。
知っていたからと言ってなんの役にも立たないし、どうせ数カ月から1年で消えてしまう。
お手軽な流行りものとしては、実はベストなんだね。
その上、バカマスコミも取材するにも全然カネがかからないし。
次にお安いのが数百円のもの。
クレープなどは80年代に市民権を獲得。
すぐに食べられてそれほど高価でない食べ物がよろしい。
ケーキやパンケーキも一人分はたかだか500円前後だな。
私は500円のショートケーキなど高価だと思っているが、すぐに買えないほど高額でもない。
この程度の定価のものは、高校生だけでなく多くの人が手が出しやすい。
さて、ここから本題。
今の若者のマストアイテムはスマホだ。
アイフォンの新型が発表された。
8万とか11万とかさすがに財布からすんなり出てくる金額ではない。
ところが、文字通り飛ぶように売れるのである。
ところが中高生にも売れているのである。
1つは分割払いということもある。
1つにはお小遣いを全額使ったところで、生活に困ることはない。
彼らは住むのも食うのも着るのもすべて無料なのである。
有り金全部使ってもどうってことない。
昨日、バイクの電気系統が調子悪く、夕刻にバイク屋へ。
すると馴染みの主人が「バイクが売れない」という。
俺達が高校生ぐらいのときは、バイトしてお金をためて免許取って
バイクを買ったものだけど、今の子供達は数万円のスマホで満足している。
乗って移動するために数十万円も使わない。という。
そうだね、バイクはピンクナンバーでも新車で30万円以上する。
スマホでゲームやったり友達とチャラチャラしているぶんには
本体数万円、毎月数千円で済むわけで。
高校生に人気、というのはお安く楽しめるという指標なんだなあ。
というわけで今となってはスマホは若者だけでなく老若男女となってしまった。
月に数千円でこれだけ時間が潰せるのだから貧乏人の味方である。
さらに、昨日のNHKスマホの腱鞘炎だって。
たかが数千円で目が悪くなり手が痛くなり、勉強しなくなり頭が悪くなり
最後は人付き合いも偏ったものになっていく。
高校生に人気のものに深入りするのは身の破滅だぞ。
ちなみに私のブログはパソコンでキーボードを叩いて記入している。スマホは使わない。