映画君の名は、アニメファンは閲覧禁止

アニメ映画「君の名は」が大ヒットだそうで。
もちろんアニメ嫌いな私がおカネを出して見ているわけもなく。
ネットやテレビのニュースを見ての話である。
巡礼とかいってアニメに出てきた場所を訪れるとか。
おおっ、同じだ、って当たり前だろ。
その場所で絵柄を考えたのだから。
そもそもこの手の巡礼というのは、小説の世界。
文字情報で表現された場所に行ってみる、というのが本来の意味。
文字情報で頭に思い描いていた場所だから、実際に行くと感動するわけで。
太宰の「富士には月見草が似合う」という感じだ。
写生した場所に行って「絵と同じだった」というのはあまりにも幼い。
次に
昭和のオンパレード。
まず「君の名は」、私の生まれるはるか前だが
真知子巻きが流行ったことぐらいは知っている。
次に、高校生の男女が入れ替わってしまう。
これも昭和には何度となく使われた、設定だよねえ。
大林宣彦監督の尾道三部作でも扱われている。
つまり、昭和からの古典的な設定がウケているということだ。
もう一つ
日本の代表的な文化はこの手の二次元のアニメ、漫画だという。
クリエイターの努力や才能は認めるけど、結果論としてガキっぽい。
尺が違うだけどサザエさんアンパンマンと同列である。
一つ一つの作品はそれなりのクォリティだし誇れるものであるが
アニメだ漫画だとありがたがる人たちはやはり難あり。
先日の夜ふかしでもコミケについてやっていたけど、論旨は
どんなに多数集まったにしても「変な人達」、なんだよね。