浅間山噴火

火山噴火など予知できるものではない、と以前書いたのだけど
浅間山は別格のようである。
注意情報が出てから数日で噴火した。
小噴火という予測も当たっていた。
さらに過去にさかのぼっても注意情報から数日で噴火したそうだ。
この山は近代になってからも噴火を繰り返す活火山。
天明の大噴火もあり観測体制が充実している。
都心から比較的近いというのもやりやすいのだろうか。
地学分野の研究の歴史は浅い。
20世紀になってドイツのウェゲナーが大陸移動説。
戦後にプレートテクトニクス理論が確立している。
浅間山はわずか数十年の研究でここまで精度を上げている稀有な存在である。