昨日、愛車の86を洗車した。
その後、庭先で嫁さんのガーデニングを手伝っていた。
すると道路を3歳くらいの子供とその母親らしき親子連れが通る。
86の前に来ると子供が母親に「このクルマはな〜に」と聞く。
最初は「かっこいいね〜」と受け流していたが、子供はその場で動かなくなり
盛んに母親にクルマを問いただす。
その様子をチラチラ見ている私に気づいた母親は
「そんなに知りたければあのおじさんに聞いてみたら」と言う。
そのやりとりを聴いていた私は「何か聞きたいことがありますか」と子供に言う。
体のでかい怖そうなおっさんに子供はその場で何も言えない。
母親は「聞けないのならさっさと行くよ」と子供を促す。
ところが、子供はその場で86と私と母親を見ている。
しばらくして、母親に促され「このクルマはなんていうの」と小さい声で私にようやく言う。
「86だよ」
すると、母親が「トミカでこの前買ったばかりじゃない。初めて近くで本物を見たわね」と言う。
今どき、子どもや若者もハイエースやヴェルファイアのカスタムをカッコイイという。
3歳くらいからスポーツカーをカッコイイというのは正常正道である。
というわけで、その子におみやげとして使い古しのテニスボールを何個かあげた。