希望番号制度、希望ナンバー

私は一度も利用したことがないが、クルマのナンバーの数字を選べるそうだ。
利用したことはないが、不吉な数字になるのも嫌だ。
調べてみると、嫌がられる数字は最初から除外してくれるそうだ。
私の住む東京近郊では3ナンバーがすでに340を超えている。
基本的に300からスタートしたのだけど、順調に伸びている。
(ご指摘があり希望ナンバーは300でなく330から始まっているそうです)
役所の方は8888など使いきれば『おしまいです』といえばいいだけで
それまでは数千円ふんだくって大盤振る舞いである。
調べると1999年から実施とある。もう15年だ。
ところが、私の86のナンバーをみると300なのだ。
15年前に3桁になってまだ301になっていない。
なのに同じ車検場ナンバーは341などとなっているわけで
いかに多くの人が希望ナンバーを利用しているかがわかる。
ちなみに2年前に購入したアクアも501である。
ナンバーの数字などクルマの性能や走りに関係ないだろ、なんて言ったら怒られそうだ。
どうも、希望ナンバーの利用率を考えると、クルマが好きたという人の大半が気にしているようだ。
私が若かりし頃の80年代は『チバラギ、サイタマ』はずいぶん嫌われたもので
横浜や品川ナンバーに憧れた。
これは数字がどうこうと言うより『どこの出身か』を看板ぶら下げて走っているようなもので。
さらに一部の『チバラギ、サイタマ』が評判を著しくさげる行為をしたもので
全国区のはずかしいナンバーになったといういきさつもある。
私はいつしか年を取りそんなことに動じたりお金をかけるということに興味がなくなったが
スポーツクーペがほとんどなくなり、3列シートのバスみたいなクルマがかっこいいと言われる
日本においては数字にお金をかけるというのもさもありなん、と思う今日このごろである。