東洋ゴム工業免震偽装問題

一昔前に市川の建築士が強度計算を偽装して
自殺者が出るなどの社会問題となった。
今回は企業の偽装問題だそうだ。
ポイント1  個人の不正
会社側では個人の不正だと言うのだけど
そんなに簡単に大掛かりな不正がまかり通るのか。
もっと突っ込めばその不正をしたという男はなにか利益を得たのだろうか。
ポイント2 何がどうなのか
さて、免震機能に問題があるというのだけどそれはどのような問題なのか。
その点についてはどこもだれも追求していないのが不思議だ。
基本的にあんなゴムがついていなくてもいまどきの建物は地震で崩れたりはしない。
つまり、実害はないはずである。
もしあるとすれば、ゴム部分の強度が足りないということか。
大きな揺れに対して基礎が破断してしまう可能性があるのか。
だとすれば、そう言うべきである。
ポイント3 機能不全
十分な免震機能が発揮できないとすれば、それはそれで仕方がない。
多少でも免震してくれればそれで良いわけで。
無能なマスコミは、ただ単に『偽装』ということばかり騒ぎ立てていて
具体的なデータを示さない。
どこの建物が問題だ、というばかりである。
せっかくなんだから、問題の基礎部分を調達して
大掛かりな実験施設でどこがどのくらい問題なのか検証すべき。
バカの一つ覚えで「何県の○○庁舎」などと、ただの建物を見せられてもらちが明かない。
まともな記者はいないのか。