マツコ・デラックスの番組でも取り上げていた。
夏休みの折り返し地点での客数はかなり悪いらしい。
これはビジネスモデルとして大いに意義があるデータだ。
つまり、湘南に海水浴に来る客の目的がよくわかるということだ。
海水浴場に来ているのだけど海水浴が目的ではないということだ。
古くは海の家のカレーが美味しいという付加価値から始まって
たけしの番組でテレビ番組とコラボした海の家が話題となる。
このへんから、海水浴目的でない客の呼び込みが始まり
エステだクラブだグルメだと客を呼ぶようになる。
別に海を見ながらグルメがシたいのなら、他にもたくさんあるはずなんだけど
そこんところがポイントなんだなあ。
人が集まるところでなんかやりたいわけで。
逗子は客を減らしてしまったが、めげずに逗子ブランドとして頑張ってほしい。
どうせ、クルマでいけば酒は飲めないし、海岸で煙草臭い思いをしなくて済むし
無駄にうるさい雑音を聞かなくて済むし、本来プライベートビーチでしか味わえない
海水浴を楽しむことができるというのは貴重だ。
マツコ・デラックスも言っていたが、大人になってから海水浴などしなくなった。
人混みが嫌いだし、うるさいのも嫌いだし、砂浜に大量に残されている
ゴミや吸い殻を見るのもその上を歩くのも気持ち悪い。
夜になればチンピラの若者が無駄に騒いで、騒音と花火のかすをばらまいて物騒で嫌だ。
きれいな砂浜、静かな砂浜を期待している客も少しはいるのである。
もし、どうしても客を戻したいというのなら、酒やタバコや騒音が好きなチンピラを誘致すればよい。
海水浴場にとっては究極の選択だな。
まあ、海の家などの商業施設はどんな客だろうと金を落としてくれればいいのだろうが。
私はこういう砂浜のほうが好きだ。