252 生存者あり映画レビュー

2008年の日本映画。今さら観た。
伊藤英明が元消防士という設定の災害パニック。
アマゾンの評価を見ると平均3.0、いいという人もいれば駄作という人もいる。
3.0はいいところではないか。
個人的には1点だけどね。
突っ込みどころが多すぎて全てを書くことは無理。
その中で幾つか
1.とにかく設定が雑
地震だとか最大級の台風とかSF調になっているが、根拠がないに等しい。
2.設定に対する合理性がない
70mの風が吹いたら誰も外で作業などできないだろう。
3.お約束だが主人公は誰も死なない
水没しようが地下に埋まってしまおうがとにかく死なないのである。
ところが周囲は死体の山なんだな。
4.セットが安上がり
駅のシーンと地下のシーンとホテルのロビー。
そもそもこれだけで大スペクタクルを撮ろうと思ったのがすごい。
5.セリフが多すぎ
自己紹介がらみの過去の自分を長々と説明するシーンが。
その間は全ての緊急事態がお休みである。
6.CG
80年代のCGを見ているようだ。
CGと言うよりはアニメーション、合成といったほうがいいかな。
7.なんといっても感動的なラスト
ヘリでなければ持ちあげられないと言っていた地下深くに閉じ込められた伊藤英明はが
ラストシーンではけが人を担いで自力で這い上がってきた。
だったら最初から…と思わずにはいられない。
8.桜井幸子が相変わらずかわいい
というわけで
是非皆さんも2時間10分を使って観るべし。
ちなみに私は面倒臭いシーンはできるだけ早送りしたけど。