福島第一周辺の警戒区域、28日にすべて解除

警戒区域がなくなるそうだ。
2011年に私は警戒区域の境目、検問所の近くまで行った。
当時、多くの人が線量計を振り回して『危険だ』を連呼していた。
それに呼応するように警戒区域が設定され検問所ができた。
しかしながら、地図上にコンパスで描いた『区域』に疑問の声は多かった。
真円の内側が危険だという科学的根拠が希薄であった。
それでも科学に疎い政治と国民の同意で警戒区域が2年間も設定されていたわけだ。
いまだに線量が高い地域が存在することに心が痛む。
もう一つ
ネットで白米を購入しようとさがしていたら、安いと書かれたブレンド米を発見。
なぜ安いのか書かれていた。
なんとその理由が『検査していない』というのだ。
検査には当然コストがかかりその分価格に乗っかっているようだ。
「そのかわり福島米は含まれていない」というおせっかいな文字。
私たちは安全をどう購入すべきなのか。
また、安全をどう定義すべきなのか。
福島の農産物は検査しなければ食べられないが、中国から輸入されるものは問題ないのか。
私は検査していないおいしい福島米を安く食べたいのだけど。
私は生産者の性善説を信じる。