ロシアで隕石

時代なんだろうね。
隕石の動画がこれだけ見られるようになるなんて。
いつどこに降ってくるかなど誰にもわからないのにちゃんと映像が残っているのだから。
その映像を見ていると実に興味深い。
ただの石の状態ではカメラで捉えることはできない。
光ったり煙を出したりしているからこそわかるわけで。
なぜ光ったり煙を出すかと言えば大気圏の空気との摩擦に起因する。
後の専門家の解析結果を待たなければならないが
隕石の速度は大体秒速30キロていどだそうだ。
音速が秒速0.3キロ程度だからマッハ100となる。
この速さが速いかどうか。
地球と太陽の距離は1億5千万キロ公転軌道は3億×3.14で約10億キロ。
これを365日で一周だから10億÷365÷24÷60÷60で30
つまり地球も秒速30キロ程度で飛んでいるわけで実は宇宙空間では普通の速度なのか。
ちなみにスペースシャトルや宇宙ステーションなどの人工衛星は地球を100分から120分で
一周している。
半径によって違うのだが速度はほぼ同じである。
http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/b2/53/5344jinnkou.html
で計算の仕方が出ているので参考にされたい。
すなわち、地球から秒速8キロぐらいに加速して飛ばしてやると地球のまわりをぐるぐる周回する。
秒速10キロ程度以上で地球の引力から逃れて宇宙に飛び出すようだ。
その秒速8キロ程度のスペースシャトルでも大気圏突入では高温になるとある。
それが原因で空中爆発して人命を失っている。
宇宙から地球に降りるためには大気圏という海に高速で飛び込むようなもの。
硬くて頑丈な物体なら高熱で落ちてくるだろうし、少しでももろいものならば爆発(粉砕)するわけだ。
映像でものすごく明るくなったところがあるが多分高度20キロから10キロの空気が濃くなるところか。