台湾旅客機事故

衝撃的な映像でびっくりした。
狙って撮影できるものではない。
そもそも旅客機の墜落などとんでもない確率なわけで。
さて原因だが、すでに専門家がコメントしている通りエンジンストップらしい。
離陸はできているわけでエンジンストップの時は時速200キロぐらい。
秒速60m弱。
上昇角30度とすると30度の直角三角形sin30は1/2。
1秒で30m上昇する。
離陸して地図上1km程度で蛇行が始まっているので対地速度を考える。
cos30は1.73/2、対地速度は52m/sなので20秒ほど上昇したと考えれば高度600mまで上昇。
エンジンストップで滑空が始まる。
パイロットは操舵できていたようだが徐々に降下していき
映像にもあったビルを避けようとしたところで失速、
機体はタダの物体となってねじれるように回転しなが落ちたという推理だ。
映像を見る限り最後は自由落下だな。
ATR72は欧州製と書かれているが
フランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興した会社だとある。
似たようなプロペラ機を日本でもみたことがあるが、まったく違うもの。
80年代の設計で運用実績も長い機体だそうだ。
機体そのものが悪いのか、エアアジアの整備体制が悪いのか、調査が待たれるところだが。
エンジンが悪いとすれば2機のうち一つが停止ということなんだろうが
2機いっぺんとなると給油系がダウンしたと考えられる。