RX7FCとユーノスコスモ

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でたー、ロータリー二大巨頭が並んでいる。
当時、史上最強と言われたロータリーターボのFCのRX7だ。
ツインカムだターボだという論争にトヨタがツインカムターボを出して終結したと思ったら
マツダからロータリーターボを発売、スポーツカーのボディとも相まって最強となる。
雑誌の最高速テストなどで撮影用のクルマがFCだった。
同時期FMCしたST16セリカからGT-FOURが翌年発売するまで、最速の称号を持っていた。
MCごとにパワーアップされ最終的には215馬力くらいになった。
ハイパワースポーツのランドマークだった。
残念ながら試乗したことはない。
もう一台はコスモである。
伝統の車名である。
このコスモはバブル期に発売。
パワー戦争まっただ中に最強のRE、なんとスリーローターを出してきた。
もともと、ロータリーは燃費が悪いと言われてきたが、スリーローターは加速も燃費も強烈である。
バブルが後押ししてできたクルマにふさわしい。
私の記憶ではこれはなぜか売れなかったなあ。
シーマは売れたのだけどね。
私が思うにこの頃ソアラ現象がいよいよ終わり。
ソアラ、レパードが飽きられた頃なのか。
コスモはまさにその路線だった。
バブルのフェアレディZスープラといったスポーツ系。
バブルのシーマやセルシオといった高級セダン系と人気が住み分けされてきた時期。
日本を代表するクルマであるはずだったがなんだかぱっとしなかったね。
マツダらしいといえばそれまでだが。