ネットニュースより
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作家で五感生活研究所の山下柚実氏が問題提起する。
ドラマ『マルモのおきて』で大ブレイクした芦田愛菜ちゃん。
NHKの大河ドラマ出演に続き、『メレンゲの気持ち』では史上最年少の司会役に抜擢。
キムタクドラマにも登場するとか。
さらに、歌手としてデビュー。周囲は当然、「紅白歌合戦」の出場をねらっているのでしょう。
「泣き」の演技もプロなみで、そこらへんの大根役者よりもずっと高い評価を得ています。
ところが……。最近の愛菜ちゃんを見ていると、なぜかこっちがつらくなってくるのです。「そこまで無理しなくても」と感じてしまうのです。
七歳の子が、周囲にあわせて大はしゃぎして、キャハハとひきつった笑いをする姿。見ているこっちの方が引いてしまうことも、しばしば。
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私も芦田愛菜が大好き!である。
であるが、この記事には強く同感してしまった。
あの屈託の無い笑顔がひきつって見えるようになってしまった。
早い話が演技なのである。
かわいらしい受け答えも、大人の要求にすぐに踊りを見せるのも、よく考えると不自然。
この記事の最後にもあるように、こうして大人たちが食いつぶしてしまうのだろうな。
本来、強く守られなければならない年齢である。
その守るべき最初の人は親だろうけど。
あの姿、あの仕事量を良かれと思っているのだろうからどうしようもない。
事務所やテレビ局はもう守るなんて概念はない。
稼げるだけ稼いでもらいましょうという商魂ミエミエであるところが悲しい。
露出しすぎることで飽きられてしまい、才能を使えない伸ばせないとすればこれは大きな損失である。
目先のカネにしか興味がない大人たちにはわからねえだろうけど。