スカGはいつの時代でも話題になったクルマだ。
ケンメリ以降、牙を抜かれていたがジャパンでL20ターボでパワーが復活。
ニューマンでツインカムが復活している。
R32ではGTRが復活する前夜のスカGの記事である。
世の中は白いマークⅡなどのヒットによるハイソカーブーム。
スカGも乗っかれとばかりにこんな四角いクルマを出してきた。
基本的にファンからはそっぽをむかれてしまいその反省がR32の成功につながるのだが。
それでもこのR31は見てくれは悪いが中身は進んでいた。
アテーサなどの4WDシステムはブルに譲ったがFJ20を捨てて直6DOHCのRBを投入。
さらに電子ディバイスを意欲的に取り込み後のGTRにつなげている。
それにしてもこの当時はこれで5ナンバーである。
並べてみるとわかるがフィットやマーチより小さい。(大きいのはトランク分の全長だけ)
車内に関しては今のミラなどの背の低い軽自動車よりも狭いかもしれない。
当時、トヨタのハイソカーに乗っていたが、背の高い私も胴長の父も運転席の天井に頭が触っていた。
バブル以降このクラスのクルマは3ナンバー化が進んだわけだ。
この大きさでスタイリッシュなクルマを作るのは難しい。
結局今のコンパクトのようにずんぐりしたデザインにせざるを得ない。
話はそれたが
このスカGは見た目もかっこ悪く不人気のうちに終わってしまう。
スカイライン35以降の感じである。