今日の昭和のクルマ、ギャラン

IMG_5204
1988年の自動車専門誌より。
三菱ギャランはそれなりに歴史のあるクルマだ。
その中でもこのVR4は最強と思っている。
まず、このスタイルである。
5ナンバーの規格のなかにこれだけ筋肉質のデザインはすばらしい。
特に三菱伝統の逆スラントノーズは刺激的。
そして、技術てんこ盛りがすごい。
DOHCターボ4WDという現在のランエボにつながる基本技術はこのクルマから始まっている。
スバルの初代レガシィは89年発売なのでVR4の方が先にデビューしていた。
スバルはインプレッサに引き継いでいった。
三菱はランエボGTOへこの技術を進化させていく。
特にGTOはもともとギャランのグレード名だっただけに三菱ファンは喜んだものだ。
GTOはこの翌年89年モーターショーに参考出品、90年にデビューしている。
バブル時代を牽引した偉大なクルマだった、のだけど
どうも泥臭いイメージがつきまとい、注目された割に販売は今ひとつだったイメージがある。