後期高齢者医療費5・7%増、1人当たり87万

加入者数が1365万人と前年度より3.2%増えたほか、1人当たり医療費も87万5千円と、同2.5%増えたため。
1人当たり医療費を都道府県別にみると、最高は福岡県で、110万7709円。
最低は新潟県で、71万9530円。この順位は前年度と変わらず、両者の開きも前年度と同じ1.54倍だった。
医療費の内訳では、入院が最も高額だったのは高知県(58万5540円)で、最低の静岡県(31万2378円)の1.87倍。
外来の最高は大阪府(33万2083円)で、最低の秋田県(20万5924円)の1.61倍。
ヨミウリ・オンラインより
基本的に老人が増えているのだから増加は仕方がない。
それにしても一人当たり100万円もの医療費がかかっているというのはすごいな。
もし、本気で医療費を減らしたいなら負担を一律3割にするしか無い。
最近の医療技術はめざましい進歩であるがそれが変につかわれている。
高齢者の延命である。
本人も家族も望んでいるなら手術もいいのかもしれないが
希望してもいないのに検査や投薬を繰り返すこともある。
その上、手術するという。
歳をとってからの大病はある意味寿命である。
それを数カ月伸ばすための手術や検査や投薬が本当の医療なのか。
ところが言うがやすしである。
じゃあ、何歳以上なら…、どんな病気なら…、と線引きなどありゃしない。
医師の立場では患者は皆平等である。
病気があれば治療するしか無い。
ただ、医療とは切り離して、人の寿命というのを考えるべきではある。
老老介護に疲れて心中なんて記事はみたくない。