母親のようなスッチーさん


今回の沖縄旅行はJALのツアーであった。
当然往復の便はすべてがJALである。
最近ずっとANAを利用することが多かったのでJALは久しぶり。
安いツアーなので午後発の那覇行きにのる。
入り口でお出迎えのスッチーさん(今は亡き単語である、CAと書くのが正しい)
からしてアラサーはとっくに過ぎているようである。
そして私の席の担当のスッチーさんはどう見ても私と同世代かそれ以上。
多分アラヒフである。
それもそんなスッチーさんが次々に登場する。やたら平均年齢が高いのである。
ニッコリされるとやや怖いのである。
さらに離着陸の時、スッチーさんも着座する。
そして資料のようなファイルを取り出すとポケットから老眼鏡を取り出してかけた。
ドカーンである。
別にスッチーさんが若くなければいけないという決まりはない。
決まりはないがどうもしっくり来ない光景であった。
近所に3歳ぐらいの幼児がいたがそのアラヒフスッチーさんは上手にあやしている。
独特の営業スマイルしか出来ない若いスッチーさんよりこの辺は上手だ。
しかしである。
経営不振にあえぐJALとしてはいかがなものだろう。
人件費単価の高い高齢スッチーは有効なのかマイナスなのか。
誰か教えてください。
ちなみに復路の羽田行きは羽田着22時だいの最終便。
こちらは比較的若くて綺麗な人が多かった。
きっとあのアラヒフスッチーさんたちは
「遅い時間の勤務は勘弁してよ、受験生の息子に夕食をつくるんだから」
などと言っているのかとかんぐりたくなる。