酒田南高野球部飲酒事件のつっこみどころ

夏の甲子園に山形代表として出場した酒田南高野球部の3年生7人が、甲子園で敗退後の8月中旬、
野球部寮で飲酒していたことが分かり、日本高野連は16日の審議委員会で処分を決める。
同校と山形県高野連によると、3人が缶チューハイ3本を飲酒。
その後も、この3人を含む7人が缶チューハイやビール計6本を飲んだ。
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実につっこみどころ満載のニュースである。
ポイントを整理してみた。
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1.マスコミの反応
このニュースを書き立てている記者やプロデューサーだって
20歳未満の時に酒をなめた経験もあろう。
それでもこの高校生の飲酒に関しては絶対に許せないという論調だ。
何を問題にしたいのか。
まさかとは思うが世間のストレスのはけ口に、もしくは興味本位に書き立てたのか。
2.高野連の対応
今のところ何らかの処分の対象にしているらしい。
すでに学校で自宅謹慎(停学)処分にしているのに、何が気にくわないのか。
3.その上何が問題なのか
もちろん高校生が飲酒とは言語道断!!
しかしながら、記事の通りその量はかなり少ない。
また、酔った勢いで運転や暴力などといった行為に及んでいるわけでない。
学校側の指導と処分で一般的には解決している事件と思われる。
それを今さら全国ニュースで流して学校や当事者をおとしめて何か利益があるのか。
4.もともとお馬鹿な野球部補欠部員
甲子園大会に直接関係ない部員の不祥事。
それもわざわざ本人がコンビニへ酒の買い出しに行ったらしい。
すぐに足がつくマヌケな行為である。
オバカというか幼いというか。
先にも書いたようにばれて指導、処分を受けている。
絶対とは言わないがどこの高校だって(偏差値に関係なく)ありがちな事件ではある。
こうなったら甲子園出場校の部員全員にアンケートをとって
「お正月に親戚との食事の席でビールを一杯飲んでしまいました。」
というような些細な違法行為も洗いざらいはき出させて報道すべきだ。
高野連はその全てに反応して処分を考えるべし。