戦闘ヘリ発注中止で血税が


防衛省は01年、戦闘ヘリ「AH1S」の後継機として「AH64D」を計62機導入することを決め、富士重工に伝えた。
しかし1機約60億円と従来機の2倍の高額だったうえ、年々価格が上昇したため、02─07年度に計10機を発注した後、
「厳しい財政事情をかんがみ発注を中止した」とのこと。
富士重工は、米ボーイングが保有するAH64Dの生産に必要なライセンス料を、62機分支払い済みであったため、
回収できなくなったライセンス料500億円について国に支払いを求める考え。
またまたでましたお役人のやっつけ仕事、どんぶり勘定のニュース。
こんなことしているから自民党が惨敗したんだよな。
防衛役人のこうした暴走を制御できないのだから。
なんたって60年以上戦争を経験していない国の軍隊である。
何が必要で何を削減すべきか行き当たりばったり。
自衛官たちはそういう政治や役人の身勝手に翻弄しながら訓練している。
私は素人で何もわかっていないが、その素人目にみてヘリは重要だと思う。
来るべき脅威は北からの侵入によるゲリラ戦。
(小説「宣戦布告」参照されたし)
もちろん戦闘機も必要だが、局地戦ではヘリの機動力がものをいうのではないか。