今日は午前に仕事がたて込んでいたが、午後は予定がなかったので
休暇を取って帰宅予定だった。
ところが、前の職場の元上司がパソコンを見て欲しい、と電話あり。
午後にこちらに来るとかで、帰宅できなくなった。
昼を過ぎると関東地方のこちらで空が暗くなりゴロゴロ言い出した。
上司は約束時間に到着した。
早速、ノートパソコンを開く。
このPCは購入して2年半、今年の春にいろいろ不具合がでて
OSを再インストールしているとのこと。
パソコン、特にノートパソコンは2年過ぎると調子が悪くなることが多いと
私の著書『ぱそこん力をつけよう!』に書いたが、判で押したようだ。
調子が悪いのは、DVDRに記録できないという。
早速、ライティングソフトを動かそうとしたが立ち上がらない。
どうやら再インストールの時にちゃんとインストールされていないらしい。
そこでWindows Vistaを使ってライティングしようとした。
ところが、これも途中でエラーが出るとのこと。
ドライブの不良を疑った。
入れたDVDRメディアをみて「うん??」。
このメディアはCPRM対応であった。
今時、CPRM対応は当たり前なのだが数年前のドライブでは認識されないことが多い。
私のAV機器のDVDレコーダーも古い機種はCPRMDVDRを挿入すると
認識してくれないという経験をしている。
というわけで、結論が出ないまま元上司は帰って行った。
「先輩ぐらいパソコンを使うなら、2〜3年で買い替えるべき。」というと
「7万も10万もする物を2年ぐらいで買い替えるのか。」と反論。
「ダウンロードやソフトのインストールをほとんどしなければ結構長持ちしますが
こういう画像や動画、インターネットなど酷使する場合は2年がいいところです。
先輩はお金をかけて再インストールしたそうですが、完全にはならなかったでしょう。」
本体の外側、液晶画面、キーボードを見ても傷やヨゴレが十分ついている。
このくらいネットも含めて使われているPCは2年過ぎると不具合が出るものだ。
読者の中にはそんなことは無いと言う人もいるだろうがそれはラッキーなだけ。
画像や動画を扱い、ネットにもつながるPCでは3年がいいところである。
私の持論は、こうなる前に新品を購入である。
PCは消耗品である。
すり減ったら交換するしかないのである。
運転の仕方によってすり減り方に大小はあるが、いつか必ず壊れる物なのだ。
ブレーキがすり減って止まりにくくなったら、もったいないからもう少し使おうと
思うより、危ないからすぐに取り替えようと思うのが普通だ。
PCも遅くなったり、うまく動かなくなって右往左往するくらいなら交換した方が安全なのである。