ここ数年我慢をしてきたのが、ハイレゾである。
最新の音楽のフォーマット、これまでのCDやMP3に依存しない高音質が売り。
裏を返せば、これまでのCD再生機器やポータブル再生機器ではダメだということ。
SONYではハイレゾウォークマン、最新のスマホでは対応するものも出てきている。
私がすぐに飛びつかなかったのが、高音質や手軽さを売りにしていて
実際の高音質の評価方法が曖昧なこと。
データをダウンロードしたところで、スマホやパソコンから付録のヘッドホンで聴くのでは
高音質が本末転倒だからである。
結局、数十万円のアンプと数十万円のスピーカーを用意するのでは普及は望めない。
数万円のちょっと高級なヘッドホンが推奨されているようだ。
私はちゃんと高価なアンプとスピーカーを所有しているので
それでちゃんと聴けなければ意味が無い。
などと、能書きを言いつつ様子を見ていたが、おせっかいな…いや、親切な同僚が盛んにすすめる。
先日、おすすめだからとFLACファイルを借りることになった。
パソコンにディスクを入れて読ませると、それなりのアプリケーションで再生ができた。
当然、パソコンではろくな音は出ない。
そこで、USB出力できる機材をアマゾンで購入。
午後に届いたので、早速接続設定をする。
再生はウインドウズ8のノートPC。
ドライバとソフトをインストール。
次にアンプとの接続。
せっかく高価なアンプなのでアンプのDACを使いたい。
アンプまで光で転送する。
アンプの光入力の設定。
ようやくPCからの音が出た。
あとはFLACファイルの再生なのだが、やはり、そのままでは再生できない。
フリーソフトを見つけてダウンロード、インストール。
いつも使っているソフトがWIN8では不安定で使えず、違うのを探してDL、何とか音が出た。
USB機材のDACを使わないので、音質の劣化を最小限にできたと思う。
音は確かにキレが良くてダイナミックレンジも広いとわかる。
しかしながら、クリアなんだけど、ヴォーカルに艶が今ひとつ。
ハイレゾの音を聞いたあとに普通のCDを聞くと時代の違いを感じてしまった。
ハイレゾ