無料化

私の意見としては無料化したとしたらその財源はどうするのか、
とずっと思っていた。
ところが懇意の自動車の営業マンが無料化は可能だという。
もともと道路整備は国交省事業であり民間にゆだねるものでない。
旧道路公団にしても現NEXCOにしても役人の天下り先であって
つぶれる心配もなく会社のテイをなしていない。
どうせ役人や土建屋とつるんだ議員によって
無駄な不採算な高速道路は作り続けられ借金はふくれる。
でも、会社は絶対につぶれない。これは会社でなく役所だ。
高速無料化となるとすべて不要になる。
サービスエリアは完全民営化され地元の拠点にもなる。
高速も国道となり整備も新設も一括されるため無駄がなくなる。

官僚とNEXCOはこの実現性がある民主党案に危機感を持った。
そこで天下り先確保のための今回の1000円案である。
ここでのミソはETC。
今回の値引きでETCは飛躍的に普及する。
このあと無料化したとしてもETC資産をどうするのか問題になる。
つまりETC資産を盾にしてNEXCO存続を図るというのである。
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そういわれると民主党案は現実的ではある。
官僚あがりの奴らに会社の経営も金の勘定もできない。
つぶしてしまうのは多いに結構。
ただし、個人的にはETCは残しても良い。
施設維持や混雑防止のためにも100km500円程度の利用料を
徴収してもいいのではないか。
その分、ガソリン税か重量税などを安くしてくれれば
受益者負担の大義名分も立つ。
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