私の青春時代のかなり多くの部分を占めているユーミン。

彼女から、もしくはEMIから表彰されてもいいくらい買いましたよ。
サーフ&スノーから天国のドアくらいまではそれこそすり切れるくらい聴いたな。
(途中からCDになったけど「すりきれる」と表現しました)
決して歌はうまくないけど独特の世界観、正隆のアレンジ…。
彼女も言うように時代の先を走っていた。
私たちは彼女の曲をバイブルにして追いかけていた。
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ベスト盤を境にあまりユーミンをマスコミでみなくなった。
曲はラジオなどでよくかかるけど。
ところがここに来てテレビでよく見るようになる。
どうやら久々のニューアルバムの告知らしい。
ユーミンマニアの私にはうれしい話ではあるのだが、ちょっと引っかかる。
それはユーミンのいでたちである。
昭和のままなのである。
多分55歳ぐらい。
「私はまだまだ若いのよ!!」といわんがばかりの衣装に踊りである。
それがユーミンマニアの私にはちょっと痛いのである。
なんだかいつまでも若いつもりでいる自分も同じように歳をとってしまったとかえって暗くなる。
その上、荒井由実時代の曲を必ず織り込んでいる。
ユーミンを聴く方は新曲よりあの時代のユーミンの方が…という制作意図が見え見え。
さらに、
NHK「SONGS」では、ユーミンと田舎の中学生とのエピソードをながながとやってた。
平成21年の今、女王ユーミンの音楽番組にここまで説明じみた企画をしなければならないかと
ちょっと悲しくなった…のは私だけだろうか。