トヨタ商法、IQとハイブリッド

トヨタがすごいのは開発力だけでない。
コストカットに関しても昔から社員や下請けからよくでる話だ。
ずいぶん最近まで社内パソコンはWindows98を使っていたとか
ボールペンは替え芯だけだとかまことしやかに言われている。
また、商品の企画に関してもこれがなかなかである。
今年の話題を独占したIQ。
小さくすることはそれほど難しくないのだが、品質を落とさない
というのが難しい。
小さくても軽ではない。という差別化が150万円というプライスになる。
貧乏人は軽に乗れ。(系列のダイハツを買えと言うこと)
あくまでもクラウンやレクサスを持っている家庭の2台目という発想。
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どこかの県庁で「公用車はハイブリッドに限る」というような
おふれがでたとか。
本来は燃費が良くて環境に良いとの理由なのだが
ハイブリッドは確かに燃費はよいが高価である。
それに公用車にクラウンやエステマ(ハイブリッド)を見かけるが
これは高級車である。
さらにその上にはレクサスまである。
クラウンやエステマは従来車に比較すれば確かに燃費はよい。
しかしその幅は10〜20%程度である。
また、その燃費はコロナ、カローラより遙かに劣る。
つまり、役人が良いクルマに他人の金で乗りたいが為の
大義名分がハイブリッドなのだ。
トヨタはその需要にこたえるべくちゃんとクルマを作っている。
アメリカのメジャーが自爆している今、
トヨタの未来は明るい?!