NHK中森明菜

今、NHKでやってる中森明菜特集。
カバーズという番組なので、本人は出てこないのだがデビューからの曲をちょっとずつ。
私はこれまで中森明菜のCDを買ったこともないし、録音してクルマで聴いたこともない。それほど好きではない。
なんだけど、ほとんどの曲を知っているし、今になってみると好きだったのかもしれない。
来生姉弟の曲は好きだし井上陽水も好きだし、彼女もキュートで可愛い。悪いところがない。
そして松田聖子に並んで時代を作った女性である。だからこそずっと古いビデオを見ていられるのだ。
いいものはいい、偉大なものはいいのである。

テレビの話だと
前回は「坂の上の雲」のことをここで書いた。
昨日見たのが1日オンエアの「芸能人格付けチェック 秋の3時間スペシャル」を見た。毎度のことだが思いっきり笑える番組である。
この番組が長寿である奥深い理由というのが、感性はお金で買えないということ。金持ちがいいものを食べてサイコーと言っているが、目をつぶって食べた時に本当にサイコーがわかるのか。若い頃、長野や山梨のワイナリーに行って価格の違うワインを飲み比べてみたが、味の違いはかろうじて分かるけどそれが高いものか安いものかはわからなかった。どうしてわからないのだろうと思っていた。鈍感なんだと思っていた。ところがこの番組を見ると長年のモヤモヤがわかった。溜飲が下がった。
実は金持ちは値段を見て美味しいと言っているだけなんだ。最新ファッションを見て「どこがいいのか」と思ってもいいのである。

「アメトーク3時間スペシャル」を先程見た。
後半のダンスが下手とかいうのは見ないが前半の鉄道ネタは相変わらず面白かった。私のように知ったかぶりの鉄道マニアにも「あーそうなんだ」と言わせるネタを仕込んでいる。ゴールデンでやるにはちょいと、というくらいのマニア度がいい。
それに比べてNHKで昨日やってた「新幹線60年」はつまらなかった。ある程度新幹線が好きだという人なら知っているような話、目新しい映像も少なく。さらにナレーションのお笑い芸人がナレーターに徹していればよかったが持ちネタみたいな喋りで台無しにしていた。鉄道や自衛隊ネタはきっちり作り込まないと小学生向けの番組になってしまう。

NHK映像の世紀、「月曜日」というネタ。
月曜日に起きた大事件を、ということだが内容はこれまでのアーカイブの寄せ集めだった。が、後半に視聴者の書き込み紹介で「月曜日の夜に映像の世紀を見るとますます重い気持ちになる」というのがいくつもあるときいて思わず吹き出した。確かに映像の世紀は全テレビ番組の中で一番重いと思う。