満月の夜


昨夜の月の出は17時過ぎ、18時のニュースでは満月の話題、私もまだ空が明るいうちに撮影。
真っ白ではなく少しオレンジなのがまだ空が明るい、低い空の現象である。

熊本に大規模な半導体工場、第1工場の開所式
政府は補助金を数千億円、地価は上がり商業施設や飲食店ができて、列車も道路も混雑している。経済効果は10兆円だそうだ。何もかもが素晴らしいとの評価だが。本当かね。
工場は台湾のものである。台湾の意思で動くもので日本人は小さな歯車である。台湾が方針を変えたり、もしくは経済状況や事故で撤退となったら、そのまま負債となる。バブルはいつかはじける。
さらに
政府が8000億の補助を約束している。誰のおカネなんだよ。関東に住んでいる私が熊本のバブルのためにおカネを出す気はない。補助は受益者負担にしてほしい。ただし、一つだけ私にも利があるとすれば、半導体不足による経済の停滞が解消に向かうことか。新車の納期が平均半年以上というのは昭和30年代の自動車が希少品の時代の話だ。それだけ半導体は大切なものか。

もう一つ
昨夜のTBSのニュースで、大学のセンセイが半導体の説明をしていた。そもそもは導体と不導体の中間、極性があるために電気のオンオフの制御、増幅、光とのエネルギー変換ができる。程度が半導体の説明でいいのだが、その後、SSDを持ち出して集積回路イコール半導体という説明をしていた。半導体は材質であって、集積回路は製品である。広い意味で説明したのだろうが、科学者の説明としては今ひとつである。