昼過ぎから空には黒い雲が、ゴロゴロと雷鳴も。
雨が降れば植栽に水をやる手間も省ける。
その上、35度の暑さも緩和されるだろう。
ところがである。
我が家の上空だけは雲が薄い。
レーダーを見ても我が家の近辺を避けて雷雲が動いている。
都心から18キロ程度の場所なんだけどねえ。
テレビでは都心の土砂降りの映像。
こちらは一滴も降っていない。
もう一つ
ほとんどのチャンネルのニュースで都心で実証実験。
何の実験かと思いきや、都心の歩道10mほどに水をまいて
温度がどれだけ下がるか、、だそうだ。
おいおい、小学生の自由研究じゃあるまいし
年収1000万円近いおじさんたちがやることじゃないだろう。
さらに各局の記者が「皆さん、御覧ください」と大げさにレポートしている。
2度下がった3度下がったと喜んでいるが
今日は曇りがちだが朝から30度を超えていた。
25度ぐらいの水をまき続ければ25度に近づくのは当たり前のことだ。
実際は3度下降程度ということは効果が少ないと言える。
さらに費用対効果が悪い上に上水道を使うとなれば道義的にいかがなものか。
あまり話題にならないが
先日のネットニュースでオリンピックと北関東インターハイが重なるとのこと。
オリンピック客のために宿泊場所の確保が難しいと言う。
補助金の問題などで他の県にいまさら移動もできないという。
酷暑、サマータイム、交通渋滞、宿泊、通勤ラッシュと重なる、などなど
問題山積の上に高校生選手にも迷惑となれば
おカネのため以外に東京でオリンピックをやる意味はどこにあるのか。
歩道に水をまいてニコニコしている役人を見て改めて思うのである。