昨日と今日の月である。
冬なのになんともおぼろの月が続いている。これも温暖化なのだろうか。
明日発売のユーミンのニューアルバムが届いた。
帰宅して缶チューハイを口にしながらオーディオにセット、聞き始めた。
かなりの有名所とのコラボと前評判、というかユーミンがテレビに出て宣伝していた。結局予約してしまったのだが。
さて、1曲めから聞いたのだが、なんとも残念な結果である。
古きを捨てて新しきを迎い入れるというコンセプトなんだろうが、音が薄っぺらいのである。いかにもデジタル処理をしたという音楽が並んでいる。youtubeで視聴するならこんな感じでいいのだろうが、オーディオでじっくり聞くというにはなんとも。これが今のユーミンです、松任谷正隆のアレンジです、と言われれば「ああそうですか」というしかない。あなたのほうが時代遅れでこれが今のサウンドです、と言われれば「ああそうですか」というしかない。
桑田や小田とのコラボなど聴き応え満タンなんだけど、音が加工しすぎなんだよね。実力がある人なんだからそこまでアレンジにこだわらず、アカペラでもいいくらい。最新録音というより最新アレンジというかんじかな。
耳も頭も80年代のままのおっさんの評価である。
