スント時計の電池交換

北欧には家具や自動車などで優れたメーカーがいくつかあるがフィンランドのスントの時計は私もお気に入りである。
スントを最初に見たのは映画で悪役のスナイパーがビルの屋上からターゲットを狙っている時、時刻を気にして時計を何度も見る。それがスントだった。「カシオじゃないんだ」とその時は思ったが。
その後、テレビドラマでまたまたスナイパーの腕にスントが。ライフルとスントはセットなのかな、と思ってから興味を持った。一番お手頃なスントを数年前に購入。シンプルな全面液晶が気に入っている。この手の時計の宿命で使っていなくても2年前後で電池がなくなる。というわけでアマゾンで電池を仕入れて交換した。
数日前、時計を見ると「 battery 」の表示。その後どのボタンを押しても反応しなくなる。帰宅してアマゾンで注文、と、ここまでは普通の話。
そのアマゾンで以前に購入した何かを再度購入しようと注文履歴を見ていて「ああっ」と声を上げてしまった。数年前に先程発注したボタン電池を購入した形跡がある。
早速、時計用のグッズが入っている引き出しを探ると、電池が出てきた。私は以前に電池交換をした記憶はあるのに購入した記憶が吹っ飛んでいた。早速アマゾンでキャンセルボタンをクリック。注文して1時間ぐらいなので問題なくキャンセルできたのは良かった。
いよいよ老化が進んでしまったか。

実はこの話には伏線がある。
10年前まではGショックといえば1616電池だった。タフソーラー用の電池も1616で代用できた。というわけで1616電池は引き出しに常備である。
ところがGショックにマスターシリーズが出てきたところで話が変わる。電池切れで裏蓋を開けるとなんと見慣れない電池が2つ入っていた。1616ではない。927というあまり聞いたことのないタイプの電池。アマゾンでも安売り電池がない。仕方がないので高価な国産電池を5個購入。マスターシリーズはアナログ時計の上多機能、電池の消費が思ったより多く、複数所有のため1年に1回以上の電池交換。一度に2個使うのですぐに追加注文。
その流れでうっかりストックがある電池をとっとと発注したわけである。
ケチって安物を買わずにタフソーラーにすべきなのか。
初期のタフソーラーは充電池の寿命が短く、タフソーラーなのに1616電池を2年毎に交換した記憶がある。が、2010年ごろから充電池の性能が上がりソーラーのみで動き続けている。