チャットGPT、欧州で規制強化検討へ

インターネットやAIをあれだけありがたがっていた連中が、いざAIの進化系を見ると個人データ保護ルール「一般データ保護規則(GDPR)」を持ち出してきた。
チャットGPTは個人データを盗み出したものではなく、ネット上に溢れかえっているデータを吸収したに過ぎない。
チャットGPTの格好の餌になるのは世の中にあふれているコメンテーターである。彼らがいいことを言えば言うほどチャットGPTの精度は上がっていくのである。専門家として論理的なコメントをする人はいずれ仕事が乗っ取られるのである。もっと言えばテレビやインターネットでのやり取りの殆どはチャットGPTに乗っ取られることだろう。生き残る職種は直接人と接する仕事、医療や介護や教育と芸術や創作活動やスポーツに限られる。将棋や競馬予想もいずれAIに乗っ取られるだろう。乗っ取られる職種の最たるものが政治とマスメディア。つまりチャットGPTを良くないと言っている連中だ。
その次に影響を受けるのが、学生アルバイトでもできる仕事。つまりマニュアル化した仕事である。教育の一部のマニュアル化した部分はAIになるのだろうな。早い話が通信教育でもできる教育である。
逆にチャットGPTでおおいに助かるのは、お客様相談窓口だろうか。怒りに任せてがなり立てる客に対して冷静に我慢強く対処してくれる。クレームの電話で精神的に病んでしまう人がいなくなるだろう。
こうして50年前に星新一が描いた未来が現実になりつつある。

最後は人口がどんどん減っていって、AIの機械が動いているだけの社会になるのだろうか。それは40年前にジェームズ・キャメロンが描いたターミネーターの世界観である。
人類がどんどん減ってAIの支配する世界になれば、自然環境は良くなり人間以外の生物には住みやすい地球になるのかもしれない。
ロシアや中国をはじめとする多くの国がいかに非効率な非論理的な行動をとっていることか。AIはそれを許さない。