堺市68万人分の個人情報流出

最多人数の情報流失だという。
被害がないことを願うのみ。
さて、この59歳なる人物はどんな人、何を考えていたのか。
堺市の会計室の古○○一課長補佐。
私は役所の仕事を理解していないので、彼がどんな仕事内容かわからない。
仕事をする、という理由なら名簿を持ち帰り書類を書くのにデータを使おうとした。
そういう職種でないとすれば面白半分に盗んだか。
次に一番の不可解な行動がデータをレンタルサーバというのだ。
そもそも、持って帰れるだけのデータとすれば
数百メガバイトならCDで、数ギガならDVDで、
単純なコピーならUSBメモリでも最大100ギガは記録できる。
単純計算で一人分をワープロ原稿1ページ程度100キロバイトとする。
10人で1メガ1万人で1ギガ30万人で30ギガ。
テキストデータだけとしてはかなり大きめの計算だがそれでもUSBメモリ
SDカードで使える量だ。
それをわざわざレンタルサーバにコピー、外部にさらすというのがよくわからない。
さらに時期は4年前2011年ごろ。
この頃はクラウド技術が本格化、ほとんどのSNSで、画像だけでなく
動画まで無制限にアップできるようになった頃だ。
たかだか数ギガ、数十ギガのデータをわざわざレンタルサーバに置くことがおかしい。
さらに自分の使い勝手を考えてどこからもアクセスできるようにしたようだ。
おかげで記事にもあるように外からマル見えということになったようだ。
この年代の人は30代までパソコンがない時代。
30代後半になってからデジモノに追いつこうとした世代。
新しい物には飛びつくのだけど、今ひとつわかっていない、という人が多い。
クラウド技術が全盛の今、レンタルサーバとは懐かしい感じがする。
芸能関係の人が「商品に手を出すな」とよく言うが
公務員にとっての商品はデータそのものなんだな。