老人と子供

毎日のように老人の暴走事故のニュース。
さらに定期的に幼児の虐待、死亡のニュース。
さらに今日は去年の出生数減少と死亡者戦後最高の発表。
おまけに結婚カップル最低に初婚年齢アップのニュース。
おまけに
経済成長率やGDP、教育予算は減少して先進国の下位へ。
働かずに生きている生活保護費は増大、
医療費も増大、地方の医師数は減少。
データだけを見ればバブル崩壊後の失われた10年と言われる世紀末と
なんの遜色もないくらい暗い世の中である。
カマスコミは事あるごとに渋谷の風景を映し出して
いい感じだと言いたいようだが。
渋谷をふらつく若者など貧困層、その上教育も足りない。
渋谷の喧騒は日本の文化や経済の凋落の象徴なんだな。
悲しいかな、スマホの普及、アニメなどの二次元文化、
eスポーツなどと持ち上げているゲームオタク、
麻薬覚せい剤の蔓延とリンクして日本人を蝕んでいる。
頼みの日本の舵取り役の政府議会の人たちは政党会派選挙の利益誘導の
ためだけに活動していて、本来日本の未来を考えるのがお仕事のはずが
オリンピックや万博など金のかかるイベントに夢中、
株価の上下に一喜一憂する投資家と大差ない。
テレビでたまにいい話だと見てみれば、誰がどけだけ儲かったというネタ。
日本という国に未来はない。
あるのは現状のみ。
国民は増税や老人テロに怯えながら仕事をすることに専念。
たくさんお金を貯めた人が豊かな老後と称して
定年後の20年を過ごすだけだな。
バブル崩壊の混乱期、オウム真理教が多くの若者を集めた。
最後は狂気の沙汰になってしまった。が
こういう押し詰まった時代には新興宗教というのもわかる気がする。
騙されてもいいから、少しは平穏な気持ちになりたいのである。