貧困、FIREとは

FIRE ムーブメントは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイルまたはそれを啓蒙するムーブメントを指す造語。
だそうだ。知らなかった。
年金があてにならない今、60歳65歳で2000万3000万円の貯蓄が必要とされている。ヤフーニュースの記事では「老後資金…満65歳までに「2000万円」貯められる人は3割ほど」「会社員が明日仕事を辞めると、半数超が10ヶ月以内に“詰む”」とある。
私はDINKなので、アラカンでだいたい目標達成、借金もないので富裕層一歩手前なのかな。何度もここで書いているが、無理してフルタイムで働く必要などないのだけど、多くの先輩から「働かずに家でゴロゴロしているとダメになる」という進言を守って、胃薬飲みながらフルタイムの仕事を続けている。
スポーツカーを購入したり、多少の無駄遣いをしているが、基本的に生活は若い頃のまま切り詰めた生活を続けている。記事コメントにもあるのだが「パーキンソンの法則といって収入増えたらそれに見合った生活してしまう。」
その点、我が家は常に安い方、倹約を続けているからこそ目標達成なのである。
ただし、贅沢ではなく歳をとったぶん、もしくはダブルインカムが続いているため、食事は手作りが減ってスーパーの惣菜が増えたかな。
ラカンになっても、上司や顧客の悪口を言っているのは恵まれているのか。

テレビニュースを見ていたら「どこかの地方で子ども食堂が主体で片親家庭におせちのプレゼント」というのが流れた。ローストビーフも入っている豪華なもの。私ら夫婦で「おせちなんて食べたことがない」とブーブー言っていた。
私も30代に転職に失敗して、パートタイムの仕事をはしごしたりして体を壊したことがあった。子供がいたのなら立ち行かなくなっていたのは間違いない。
離婚して子供を育てながら貧困にあえぐような人はそもそも結婚すべきではない。少子化対策とか言って子供を増やそうと旗を振る人はたくさんいるが、いざという時には誰も助けてくれない。せいぜい子ども食堂から食べ物を恵んでもらえるか。
そういうことにならないようにするには、まず若いうちに学問をすること。勉強しないやつは大人になっても物覚えが悪く使えない。次に手に職をつけること、国家資格が望ましい。大型二種があるだけでもだいぶ違うらしい。もちろん介護士や看護師もいい。そのためには多少の学問をやらなければならない。
次に仕事を休まないこと。真面目に頑張っているふりができること。
病気になりやすい生活もだめだ。子供がいるとどうしても休みがちになる。社会的に認められた権利ではあるが、それは正採用フルタイムの話。非正規になれば「来年度から来なくていいよ。」となってしまう。ますます苦しくなるよね。
私みたいに辞めてやる。と転職しようとしても失敗する確率が高い。転職についてはうまく行った人の成功談ばかりで失敗談があまり出てこない。実は失敗する可能性が高いはずである。私がそうだし。