渡辺徹

61歳で死去だそうだ。文字通り早すぎる死である。
医学的な原因は報道に譲るとして、彼の半生と早死について考えてみた。
彼は太りやすい体質であることは有名だ。何か肉体的な疾患がそうさせたというなら仕方がないが、どうも過食症の疑いが強い。ギャグかは分からないが「夜中に冷蔵庫」というネタはよく聞いた。
もう一つのポイントはダイエットとリバウンドである。痩せるということは過食症気味の人にとっては精神的にも肉体的にもかなり厳しい。だから成功してもリバウンドでさらに太ってしまうという。
そんな生活のツケが、心臓病である。彼は2度の手術を受けていたという。
痩せたにしても肥満体質は変わらない。多分血液検査ではそれなりの悪い数値が出ていたかもしれない。
例えは悪いがブルース・リーの謎の死に似ている。彼は筋肉増強剤を多用して心臓に負担をかけすぎたという説がある。
さらに、最近の映像を見ると太っている感じはない。ただ、スラッとしているというよりは弱々しい感じがする。10歳以上余分に年をとった感じだ。見た目ではなく実際にも体は弱くなっていて、免疫系の病気の敗血症だそうだ。

偉そうに書いている私も肥満である。健康診断結果では毎度Dランク。何度かダイエットに挑戦したのだけど、持ち前の三日坊主体質ですぐに挫折。ずっと太り続けている。特に一昨年からのコロナぶとりと転職によるストレス過食で減るどころか増えてしまった。
ダイエットを勧められるが、ダイエットをしたからと長生きできるわけでもない。初老になったら自動的に体力も落ちるわけで、無理なダイエットは逆に体に悪い。というわけで、気をつけながらもだましだまし太っているのである。太り過ぎはなんとかしたいが。(笑)