ロシアトップの脳みそ

週の後半に通常業務の他にクレーマーの対応でだいぶぐったり、さらに不毛な会議を勤務外に強要されてぐったり、さらに当番のトイレ掃除など通常業務ですでにクタクタなのに。
さらに親の介護(とは言っても心配するだけで特に何をしなければならないという拘束力はほとんどない)や昨日は法事など私生活も適度にパンパンである。まあ、子育てなどある人に比べればユルユルだけど。(笑)
このところ夕食後テレビやパソコンの画面を見ながらウトウト、早々に布団に入ることが多くなった。皇居の周りをランニングしたりジムに通ったり草野球やサッカーを楽しむという運動を伴う趣味もないので仕事で走り回ってちょうどいいのだろうか。

ウクライナ問題はいよいよ世界に飛び火している。
具体的に小麦を上げているがロシアの経済封鎖もあって影響は多岐にわたる。さらに先程のニュースで見たのが略奪と文化財の破壊である。一昔前に中東戦争で仏像が破壊される映像があった。戦争は破壊と抹消なのである。
反面戦争は科学技術の進歩に貢献してきたわけだが、21世紀の現代は戦争を起こさなくても軍事技術は自動的に進歩していて、戦争はその実験場にしか過ぎない。
当初は通信やミサイルの技術が戦争によって進歩したと言われているがインターネットや衛星やミサイルの制御などは20世紀中に確立したもの。航空機に至っては細かい技術革新は当然あるもののF15やB52などがまだ第一線で飛んでいる。基本的な技術は50年前にだいたい確立していたということだ。今は動力ではなく戦術で衛星やAIを使うといったソフトのほうが重要視されている。
同僚、先輩、後輩、顧客、従兄から「トップガンをみた」と言われている。もしくはラインがあった。あの映画の素晴らしいのはトム・クルーズが徹底的に実写にこだわったこと、そして現代の戦争、戦闘はロボットではなく生身の人間が支配しているということだろうか。さきほど書いたように戦術は変化してきている。しかしながら、ミサイルを打つのもドッグファイトするのも結局は人間なんだと訴えかけている。
そしてポイントは今のロシアにある。目的は考えの違う相手を蹴散らして自分たちの領土を勝ち取ること。相手の気持ちや家族や周辺国の迷惑などは考えないということ。科学技術とは対局にあることなんだね。やっていることは80年前60年前と同じ、意にそぐわないものを虐殺して恐怖で兵隊を動かしている。航空機や自動車の基本構造だけでなくトップの脳みそも60年進歩していないのである。