3.11トクバンNHK被災の海

昨夜のNHKスペシャル、被災の海は良かった。
これまでの多くの関連番組は被災者を羅列して「これだけ大変だった」と言わせるものが大半。今回は海の再生についてがれき、原発事故、防潮堤と科学的な見地から番組が作られていた。被災者が頑張っています的なものは10分で見るのをやめてしまうが海の映像は最後まで見ていられた。
特に原発事故は人災なだけにやるせない気持ちになった。海の大きさによる希釈に助けられているだけなんだな。

BSテレ東の録画を引っ張り出して見ていたら「年忘れにっぽんの歌」というのを見つけた。いつもならすぐに消去ボタンを押してしまうところだがウトウトしていたこともありぼーっと見ていた。演歌歌手がニューミュージックの名曲を歌う、上手なので見ていられる。「次はドリフターズです」と聞こえて二度見、ドリフの3人が立っている。加藤を中心になんと昭和45年前後のヒット曲を歌うのである。それもほぼフルコーラス。演歌歌手が並んで早口言葉。そして最後に「ババンババンバンバン」「ビバノンノン」というなんとも懐かしい音楽、加藤の生の「ビバノンノン」は多分もう聞けないのだろうな、とちょっと悲しい気持ちになった。私ら世代には、私にはドリフは絶対的なのであった。