先程、テレ朝の特番を見ていた。
映像で検証するというというので興味深く見ていた。
よくできた内容であったが残念なのがCMである。
バラエティのようにちょうどいいところで長いCMである。
民放だから仕方が無いのは何となく分かるのだけど。
もうひとつ、なぜ津波から逃げ遅れたのかというテーマ。
結論は「甘く見ていた」というごくありふれた結末なのだけど。
何百年に一度の大津波である。
マスコミや行政がどう警報をだそうとも、結果を変えることはできないとよくわかった。
今後は津波に備えた街づくりやら避難体制など進められるとは思うが
孫の世代まで必要がないだろうな。なんたって何百年に一度の大災害だから。
もうひとつ、被災者の声というのをもっともらしく発表している局があった。
早くもとの家に戻りたいという声が多かったのだが
福島の人とそれ以外の人では原因が全く違う。
原発20km圏内の人を被災者とくくってしまっていいのか。
あれは人災である。
失政と東電の被害者なのであって、震災の被災者とは微妙に違う。
自然災害で家を失ったのとは性質が全く違うのであるが、なぜかそこにはどこの局も触れない。

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