夏バテ

たいして運動や仕事をしているわけでもないのだが、ちょいと動いて汗をかくとぐったり、胃のあたりがムカムカする。冷たいものと缶チューハイの飲み過ぎもあるだろうし、コロナ太りもあるだろうし加齢もあるだろうし。
昨日、早退して主治医の病院へ。
この医者は悪い人ではないのだが、過剰に検査をしたがる。
こちらも年に一度と割り切って甘んじて受けるのだけど。
血圧、CT、普通のX線レントゲン、血液、さらにお腹周りの超音波エコーとフルコース。
さらに胃カメラの予約まで取らされた。
そこまで、と思うかもしれないが私はかつてステージ3のがんを経験している、それから20年毎年こうして人間ドック並みの検査を受けている。

さて、問題なのは検査が多いことではない。
実は胃カメラの数日後に職場の健康診断に行かなければならない。
ここでのポイントはCTや胃カメラのデータは健康診断に反映されないということ。
以前、非正規のときこの医院で健康診断をして1万円取られたことがある。
私は医師に「先日の検査のデータをちゃっちゃと書いて下さい」と頼むと医師は「それはできない、検査は保険診療、健康診断は実費」というのだ。
したがって、バリウム検査より胃カメラの方が精度は高いのに検査してもデータは反映されない。
血液検査もX線も問診もすべて2回ずつ。本当にこれが医療の理想形なのか。
制度やシステムのせいにして同じ検査を平気で繰り返す。

健康のために具合が悪くなる。