嫁さんの携帯に見知らぬ番号の着信あり。
気持ち悪いので知らん顔していたら翌日も。
嫁さんは通話ボタンを押した。
相手はドコモショップだという。
我が家は格安シムにネット通販の中華製スマホ、ドコモショップにはなんのご縁もない。
聞くと、なんと嫁さんの年老いた父親の話。
ドコモショップにやってきてスマホを欲しいと言ったらしい。
85歳ということで簡単に契約させてもらえないらしい。
と言うか、極端に耳が遠くなっていてまともな会話もできていないはずだ。
そこでお子さんか家族の人の同意が必要と感じたのだろう。
父は娘の電話番号を持っていて伝えた。
そしてかかってきた、ということだ。
嫁さんは、スマホなど使えない、使い方も覚えられない、通話も耳が遠くてかかってきたこともわからない、と伝えた。
ドコモショップの人は「そうでしょうね」と答えた。
あとから嫁さんは実家に行ったそうだが、どうやら父は「金はあるのにどうしてだめなんだ」と耳が遠いぶん大きい声でまくしたてたらしい。
おろかな父、と思っているが私も十数年経てばアクセルの踏み間違いの年齢になり二十数年には携帯電話も自分で契約できなくなるのか、と思うと悲しくなった。
もう一つ
「芝キレイだったのに」聖火リレー会場、撮影車両が40周以上して…わだち状に変色というニュース。
東京五輪の聖火リレーで、会場となった府立京都スタジアム(亀岡市)の芝生がわだち状に変色している。
ネットニュースや画像検索で見ることができる。
30日にサッカーJ2・京都サンガFCの試合が開催され、観戦した桂川孝裕・亀岡市長が「芝生の植え替えに500万円ほどかかる見込み」とツイッターに投稿し、話題となっていた。
コロナ、路上やめて会場内で聖火リレー、大迷惑、という図式だ。
前回も書いたことだが誰がゴーサインを出したか、だな。
芝生の上で撮影車が走るということになんの疑念も持たなかった。
これは五輪開催になんの疑念も持たされない、持つことを許されない人たちと同じだ。
先程は歳を取ると自由度がなくなる話を書いたが、この人達は40代50代で物事を考える自由を無くしてしまっている。
創造性の欠如、こうしたらこうなるという考えを持たない人たち、社会生活に適さない人たちである。