問題は明日の天気である。

26日(水)夜、全国各地で皆既月食が見られます。
皆既月食とは、太陽、地球、月が一直線上に並んだ時、月が地球の影に完全に隠れて、赤銅色の満月が見られる現象で、全国的に皆既月食が見られるのは、2018年1月31日以来(タイトル画像)、約3年ぶりのこととなります。

また今回の満月は、今年12回ある満月のうち、地球に最も近い満月でもあり、いわゆるスーパームーン皆既月食でもあります。
皆既月食の説明は国立天文台HPに詳細が掲載されています。

月の出の時間は各地でやや異なりますが、月食の起こる時間帯は、北海道から沖縄まで、全国一律で、以下の通りとなります。
月食の始まり   18時45分
皆既月食の始まり 20時09分
●満月の瞬間    20時14分
皆既月食の終わり 20時28分
月食の終わり   21時53分

今回の月食は皆既時間が短い。
地球の本影の隅を月が通過するためだ。
それでも18分あるので良しとしよう。
天気予報は近畿より東側は良好とのこと。
梅雨時(まだ5月だが)にしてはラッキーではないか。
さらに夏至に近いこともあり空が明るいうちに欠け始める。
空と月との明るさのコントラストが刻々と変化するのも興味深い。