コロナの政府の対応

緊急だのマンボウだの昨夜も大騒ぎしていてチコちゃんが見られなかった。
二転三転、朝令暮改などと揶揄されているがこういうそもそもが流動的な話ゆえ致し方ないのではないか。
コロナに限らず、経済対策、社会福祉対策、借金対策、五輪対策などなど何一つ国民を唸らせる政策ができない現政権に期待などしてはいけない。
裏を返せば、この政権でよくぞナントカなっていると私は評価している。
菅総理が長いこと官房長官として政権を支えてきた実績である。
昨日は決算発表で東京メトロも赤字というニュース。
鉄道、航空、観光など何年何ヶ月耐えられるかという厳しい状況だそうだ。
国がなんとかしなくてはなどと公言している人が多いが国家は打ち出の小槌ではない。
一部の人に利益の補填はできないはずなんだよ。
そうでなくてもコロナでかなり多くの人が心身、経済で疲れているわけで。
国家が補填できるわけがない。
以前にもここで書いたが、こういうときにちゃんと給料をもらいたいなら公務員になるべき。
公務員になる気が無かったのならこの国難を甘んじて受けるべきなのだ。
他人のせいにしてはいけない。
観光地の土産物店の人のコメントで「客が増えるのは嬉しいけど複雑な気持ちです。」と。
この人出ではいずれ感染が拡大してもっと悪い状況になる、と予感している。
こういうまともな人達がコロナ禍で国を支えていることに早く気づくべき。
支えていない人にはもう少し厳し目に経済的に我慢してもらうしか無い。

有村昆 全レギュラー番組降板へ
というニュース。
女性問題が原因というのだけど、私が着目したのはそこではない。
この人は夫婦でコロナ感染していたと書いてあった。
コロナ禍でも欲望の赴くままに行動する人にコロナは容赦しないのである。

「BBQゴミ散乱」写真がSNS拡散
長野県松本市内の河川敷に買い物カゴごとバーベキューのゴミが放置されていたとして、ツイッター上でその写真が投稿される騒ぎが起きた。その後、当事者2人が市の担当課でゴミを引き取り、謝罪する事態にまでなった。不法投棄などの可能性もあることから、松本署も、市から連絡を受けて現場確認をしており、今後、捜査が進むことも考えられる。
というニュース。
コロナとは関係ないけど。
この事件のポイントはゴミの放置ではない。
写真を見るとわかるが放置しているもののリストである。
食べかすやビニール袋みたいなものなら「悪いやつらだ」で終わるのだけど。
バーベキューコンロや使っていない網、割り箸一袋など使えそうなもの、使っていないものが捨ててあった。
さらにスーパーの買い物かごがいくつか積んである。
すでに警察が動いているそうだが、単なる不法投棄事件ではなく窃盗事件だと感じた。
コンロなどBBQセットを買えば数万円にはなる。いくら多少のお金があったにしても全部捨ててくるとは考えにくい。
捨ててこなくてはならなかった理由を考えると盗品としか思えないのである。
海岸や河原でのBBQは何十年も前からいろいろ問題になっていた。
1999年8月13日、神奈川県玄倉川でキャンプ中の家族グループ18人が、中州に取り残され、降雨により増水した激流に全員が流され、こどもを含む13人が死亡した事件は最たるものである。
コロナを契機にBBQを公共の場所でやるのは禁止でいいのではないかね。
設備と管理がなされているエリアのみということで。

もう一つ
数日前の民放のモニタリングという番組。
老人に変装した米米CLUB石井竜也がBBQ場の舞台に飛び入りして客を驚かすという企画。
最初はおちゃらけだったが、本気で歌うと「えっ」となり、浪漫飛行を歌うと全員が号泣という感動的なオチになった。
コロナでそこそこ広い会場に4組程度、10人くらいの客しかいない。
その人達のためだけに浪漫飛行である。羨ましい。
客は米米好きのシコミだとは思うが、大ファンでなくても感動するよなあ。
テレビを見ていた私も涙が出てきてしまった。