アフターコロナを考察

韓国で興味深い事件。
クラブで若者たちが集団感染したという。
詳しくはニュースを見てほしいのだが。
韓国は素早い対応で自粛を解除しはじめたところであった。
多くの専門家が言っているように、完全になくなることは当分なさそうである。
ウイルスとの共存、という言葉が飛び交っている。
他山の石とするか。
自粛を続ければ発生数は抑えられるが、緩めるとこんな感じになる。
つまりある程度のクラスターを容認する形で経済活動をするしかない。
私なりのアフターコロナを考えてみた。
以前にもここで書いたが、
電車で通勤、会社で仕事をしていてクラスターという事案は少ない。
また、学校も休業になってはいたがクラスターの報道はない。
公園や海岸で人が多すぎると報道されていたがクラスターは起きていない。
クルーズ船、屋形船などの文字通り3密、さらに宴会。
京産大学生の楽しい海外旅行、その後コンパや飲み会のハシゴ。
医療と介護現場以外ではたいていがお酒が絡む場所なんだな。
韓国の事案も一致する。
そういう席が大好きな人をうまいこと隔離すればゼロにはできないが
今の自粛状態に近いウイルス対策になるのではないか。
飲食店を無理やり休業させるのではなく、感染事例が起きるたびに業務停止してもらうしかない。
対策をきっちりしているのに休業に追い込むのは可愛そうだ。
そのかわり感染の現場になったときは仕方がない。
学校にしてもずっと休業にしておくこともできないし、
机を無理やり2mあけることもできない。
気をつけながら授業をやって感染が疑われれば生徒をもしくはクラスを休みにするしか無い。
誰も感染していないのに休みというのも納得しないよね。
乱暴なやり方かも知れないが、共存というのはそういうことだ。
公園のブランコを使用禁止にするよりも
おじさんたちの飲み会やおばさんたちのランチや若者たちのコンパやクラブを
制限することで共存はギリギリのラインで可能になる。
もう一つ
共存
もともとウイルスは森の中の生物と共存していたとされる。
豚にしても鳥にしても感染症はあるわけで。
ところがこの共存バランスを崩したのは人間である。
人間が無理やり自然界に分け入ってしまった。
本来人間が出会わなくて済むはずのウイルスだったわけだ。
ウイルスの出どころがアフリカ、中国などのアジア中部、いずれ南米となる。
日本だって森の動物に農作物が、なんて話はザラだ。
もともと人間は自然やウイルスと共存する気などサラサラないのだけどね。
ちなみにコロナショックで騒いでいる間にアマゾンのジャングルの消失が加速しているということだ。