昨夜のニュースでは衝撃的なドライブレコーダー映像が流れた。
エスティマで町中を時速130キロで暴走したという。
踏み間違え、と、狂気は同じ意味ということなのか。
この手の老人の狂気の事故タチが悪いのは
たいていが安全運転で大きな事故を経験していないということ。
狂気は善人の裏側に隠れているということか。
モータリゼーションが言われるようになった昭和30年代から
免許更新のたびに言われ続けたことは「スピードを出さない」
そもそもが40キロ制限の道を40キロで走っているクルマはいない。
事故を起こすと40キロのところを50キロで走るから悪い、と決めつける。
そんな運転環境を昭和30年代から経験しているのが今の80歳代ということ。
ゆっくり走っていれば安心、という幻想に取り憑かれている。
昨日の帰り道、やけにゆっくり走っている老人カーが前を走っている。
おかげで引っかからくてもいい信号に引っかかるというハメに。
と、次の瞬間である。
完全に赤になっているのに減速せずゆっくり走って信号無視。
青で横から出てきたクルマとあわやぶつかりそうに。
世も末である。